【フィギュア】前回覇者の山本草太は4位、4回転2本でミス響き「周りのレベルも上がっている」

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2024年10月28日 11:06  日刊スポーツ

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フィギュアスケートGPシリーズスケートカナダ 男子フリーで演技を披露する山本草太(撮影・藤塚大輔)

<フィギュアスケート:グランプリ(GP)シリーズ第2戦スケートカナダ>◇27日(日本時間28日)◇カナダ・ハリファクス◇男子フリー



【ハリファクス=藤塚大輔】前回大会でGPシリーズ初優勝を飾った山本草太(24=中京大)は4位で大会を終えた。ショートプログラム(SP)3位からのフリーは164・84点で合計257・00点だった。


「ミスは最小限に抑えたとは思うんですけど、本当に周りのレベルも上がってきていて。そういった1つのミスがすごく大きいものにつながってくるんだなってのはまた痛感させられましたし、本当に悔しい思いでいっぱいです」。メダルに届かなかった現実を受け止めた。4回転ジャンプは前半のサルコーが回転不足、後半の単発のトーループでは転倒があった。「ちょっと浮き上がった瞬間に、跳んでいく軸、持っていく軸が違った」と振り返った。


悪癖が出始めているとしていたトリプルアクセル(3回転半)はSPに続き修正したが、「アクセルをまだ意識しているっていうところがまだまだ。4回転何本かっていう時代なので、アクセルどうこういってる場合じゃない」と自戒もした。


GP初優勝の歓喜に沸いてから1年。再びのカナダはメダルに届かずに終える事になった。次戦は第5戦フィンランド大会(11月15日開幕)になる。「全体的にしっかりどういったところが点数に反映されてるのか、そしてどこが伸びていないのかは今1度振り返って、また次につなげられたら」と見据えた。

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