【RIZIN】計量失敗から再起のイゴール・タナベ、元UFC王者との練習で手応え「世界は遠いけど自分なら行ける」

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2024年10月28日 19:32  ORICON NEWS

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公開練習を実施したイゴール・タナベ(C)RIZIN FF
 11月17日の『RIZIN LANDMARK 10 in NAGOYA』(ポートメッセ名古屋 第1展示館)に出場するイゴール・タナベが28日、都内で公開練習を実施し、20日後に迫ったマルコス・ヨシオ・ソウザとの試合に向けて、軽快な動きを見せた。

【写真】横山武司とスパーリング!公開練習を実施したイゴール・タナベ

 柔術界で圧倒的な強さを誇り、MMA転向後も4戦無敗でフィニッシュ率100%を誇るタナベだが、今年3月のストラッサー起一との試合は前日計量でリミット体重の77.0キロを3.25キロも超過し、試合中止になった。プロ失格ともいえる計量失敗を繰り返さないため、今回から階級を2つあげてリミット93キロのライトヘビー級での試合となる。

 去年の大みそか以来の11ヶ月ぶりの試合を「復帰戦」であり「世界一になるまで止まらずに行きたい、その第一歩」と位置づけており、「めちゃくちゃコンディションがいい。ほぼ減量がない新しい感覚で、減量の心配がない分練習に打ち込めている。試合をしていない間は筋トレも頑張って、全体的な成長を感じています」と語る。

 階級変更については「前回の失敗でファンに迷惑をかけて、それでもウェルターで闘い続けるつもりだったけど、いろんなことが重なり、ウェルターに落とす準備が整わず、RIZINサイドやいろんな人と話して階級を上げようということになった」と理由を説明した。

 対戦するヨシオ・ソウザはボンサイ柔術所属で、RIZINライト級王者のホベルト・サトシ・ソウザの兄。22年7月に阿部大治にKO負けして引退を表明するも、撤回して今回復帰する。柔術でサトシやクレベル・コイケらボンサイのメンバーと練習してきたタナベは「マルコスさんとはそこまで親しくなかったけど、RIZINの他の選手に比べたらかなり親しいと思う。でも、試合は仕事だから」と割り切って試合に挑むことを強調した。

 さらに、試合翌日には名古屋で右腕に新たなタトゥーを入れる予約をしていることを明かし「右腕を守らないと。まぁでも、肘が折れても腕はタトゥーを入れられるのでね(笑)。ブラジル人でキリスト信者なのでイエス・キリストのタトゥーを入れます」と世間した。

 先日には、元RIZINライトヘビー級王者でUFCに移籍してライトヘビー級を獲得したイリー・プロハースカが来日したタイミングで、一緒に練習を行った。RIZINをきっかけに世界トップになった選手と肌を合わせて「世界は遠い、すごく差を感じた」が、「自分ならあそこまで行けると思った」と手応えを感じていた。

●11月17日『RIZIN LANDMARK 10 in NAGOYA』対戦カード
会場:ポートメッセ名古屋 第1展示館
・フェザー級
ヴガール・ケラモフ vs. 摩嶋一整
・バンタム級
昇侍 vs. 芦澤竜誠
・スーパーアトム級
浜崎朱加 vs. シン・ユリ
・ライトヘビー級
イゴール・タナベ vs. マルコス・ヨシオ・ソウザ
・フライ級
伊藤裕樹 vs. イ・ジョンヒョン
・フライ級
柴田“MONKEY”有哉 vs. ヒロヤ
・フライ級
村元友太郎 vs. トニー・ララミー
・フライ級
北方大地 vs. アリベク・ガジャマトフ
・バンタム級
アラン“ヒロ”ヤマニハ vs. 山本聖悟
・ヘビー級
スダリオ剛 vs. 加藤久輝
・バンタム級
白河ダーク陸斗 vs. マゲラム・ガサンザデ
・ライト級
キム・ギョンピョ vs. 倉本大悟
・フェザー級
鈴木博昭 vs. 秋元強真
・OPENING FIGHT バンタム級
窪田泰斗 vs. 日比野“エビ中”純也
・OPENING FIGHT ヘビー級
稲田将 vs. ステファン“スマッシュ”
・OPENING FIGHT フェザー級
TATSUMI vs. 平松翔
・OPENING FIGHT 55キロ級キックルール
としぞう vs. JIN

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