国税庁はきょう(30日)、2023年度に決算を迎えた企業が申告した所得金額がおよそ98兆円だったと発表しました。3年連続での過去最高の更新となります。
国税庁によりますと、2023年度に決算期を迎えた企業が申告した所得金額の合計は、98兆2781億円でした。前年度よりも13兆2675億円増えていて、3年連続の過去最高更新となります。
業種別では、サービス業を除いた全業種で前年度よりも増加しました。
増加額の1位は製造業で、前年度より5兆2324億円増えて30兆7321億円で、国税庁の担当者は「円安の影響が考えられる」としています。
増加率の1位は運送業で、前年度より34.2%増え8兆4988億円でした。
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また、申告件数も過去最高を更新し317万6000件となり、申告税額の合計は17兆3924億円でした。