中小企業のM&Aをめぐりトラブルが相次いでいる問題で、政府が仲介会社15社に対し、対策を実施しなければ支援機関の登録を更新しないと発表しました。
この問題は、投資会社「ルシアンホールディングス」が茨城県の納豆業者など30社以上にM&Aを行ったものの、経営をほとんど行わず、資金を抜き取って姿を消すなどトラブルを起こしているものです。
中小企業庁は「ルシアン社」を紹介した仲介会社のうち、国が定めた「支援機関」に登録している15の仲介会社に注意をしました。
15社が対策を実施するまで、全国の「事業承継・引き継ぎ支援センター」との連携を停止し、対策を実施しない場合、「支援機関」への登録を来年度以降更新しないということです。
被害にあった企業のひとつ、富山市の工業部品の商社は。
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リンク大洋 荒川公一 顧問
「(仲介会社は)3社に紹介してるんですね、うちを含めて。1社目でもお金を払われてないと。2社目でもお金が払われてないと言い始めた。ふざけんじゃないよと。うち3社目かいと」