限定公開( 1 )
日々の暮らしでふと思ったことをAIに歌ってもらう試みが、X(Twitter)で広く共感を呼んでいます。では聞いてください「米が5キロで3000円する」。
投稿者は、Xユーザーのあずまさん。「思ってることを全部AIに歌にしてもらうだけでオシャレな人生を送っているような気がする」とコメントを添えて、AIに作曲・歌唱してもらった動画を投稿しました。
1番で歌われたのは、昨今の米の高騰。「去年は1700円とかだったろ」「俺の給料も1.5倍くらいになっていないと割に合わんだろ」と不満を述べつつ、「米は買うしかないから買う」と、やるせない思いをつづっています。
2番は一転、「1週間以上前に買ったやつな気がする」と、冷蔵庫に眠る鶏肉を心配する内容に。冷蔵庫の温度ムラによる「冷凍庫まではいかないけどほぼ冷凍庫みたいな感じの場所」が凍らせていてくれるのではないかと、わずかな望みを歌詞に乗せています。
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●作詞以外はAIによる楽曲
この楽曲はあずまさんが作詞し、作曲・演奏・歌唱にはAI作曲サービス「Suno」を用いたもの。投稿のリプライ欄などでは、「AIで曲作れる時代なんだ、すげえ作りたい」「AIすげえな」とここまでできることに驚く反応が寄せられています。
また切実な思いの詰まった歌詞は、「普通にいい曲」「めっちゃいい曲」と好評。「主婦が無意識に0.5秒ぐらいで考えることを表現してくれてる」「鶏肉が凍ってることを祈ります」と反響を呼びました。
さらに「カラオケで歌いたい」との声もあり、あずまさんはインストバージョンも公開。その後もAIを活用し、「最高の餃子屋に巡り会えた」「秋に向けて全部しまったエアリズムを急に暑くなった日にまた出した」といった日常を歌にして投稿しています。
動画提供:あずまさん
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