企業の幹部クラスやリーダー人材は、どのような悩みを抱えているのか。タナベコンサルティング(東京都千代田区)が調査結果を発表し、個人的な悩みとして「部下育成」(43.4%)と回答した人が最も多かった。
自部門における一番の課題や悩みでは「目標意識に個人差がある」(46.3%)が最多。「若手社員がうまく育たない」(25.0%)、「効率化が図れていない」(24.3%)が続いた。
働き方改革の一環として取り組んでいることについて、最も回答が集まったのは「業務の効率化」(57.4%)。2位は「年休取得向上のための目標設定」(49.0%)、3位は「時間外労働の事前申告制」(43.0%)だった。
幹部クラスの人材が抱える個人の悩みとして最も回答が集まったのは「部下育成」(43.4%)。2位は「生産性・業務効率の向上」(35.6%)、3位は「自部門(会社)の業績アップ」(29.6%)で、トップ3は2023年度に実施した調査結果と同じだった。
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5月に、同社が主催する、企業の幹部候補向けスクールに参加している人を対象に調査した。有効回答数は719件。
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