■MLB ワールドシリーズ第5戦 ヤンキース ードジャース(日本時間31日 ニューヨーク、ヤンキー・スタジアム)
ワールドシリーズ(WS)第5戦の始球式に松井秀喜氏(50)が登場。
松井氏は2003年から2009年にかけてヤンキースに在籍し、2009年のワールドシリーズでは日本人初のMVPに輝いた。
松井氏はこの日の始球式を終えると、ヤンキースベンチに向かって親指を立て、後がないチームを笑顔で力強く鼓舞した。
その2009年以来、15年ぶりにWS出場のヤンキースは、開幕からまさかの3連敗。WSの歴史では3連敗から“大逆転世界一”となった例は一度もない。さらに3連敗から2連勝したケースもなく、前日第4戦で大勝したヤンキースはチーム一丸となって歴史的勝利に向かう。
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この日はさっそく初回に苦しんでいた主砲・A.ジャッジ(32)が先制2ランを放った。
さらに続くチザムJr(26)がジャッジに続き2者連続アーチ。2回はA.バーデューゴ(28)がタイムリー。3回にはG.スタントン(34)にもポストシーズン7号となるソロ本塁打が飛び出し5−0。まさに前回MVPの“ゴジラパワー”注入で打線が奮起し、試合の主導権を握った。