フジパン(名古屋市)は10月30日、食パンや菓子パンなど全169品を2025年1月1日納品分から値上げすると発表した。チョコレートなど原材料価格の高騰や、コスト上昇が長引いていることが主な原因としている。
値上げするのは、「本仕込食パン」「生ぶれっど」「ネオバターロール」「ピザパン」「おいしいたまご蒸しパン」など全169品。改定率は平均4.7%となる。
同社は品質を維持しながらコスト上昇分を吸収すべく、生産効率化や経費削減などを図ってきたが、「コスト上昇要因は中長期にわたり継続することが予想され、自社の企業努力のみでは解決が困難な状況」と判断。値上げに踏み切ったとしている。今後について「引き続き企業内のコスト削減に努める」とコメントした。
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