「おしりのかゆいウォンバット」
オーストラリア在住、キャンピングカー暮らしを行うtakumikoさん(@takumiko_n)が、ウォンバットの動画をX(旧Twitter)に投稿。その可愛い姿が大きな反響を呼んでいます。
ウォンバットとは、オーストラリア南東部を中心に棲息する有袋類の動物。国の保護動物にも指定されています。そんなウォンバットが大好きだというtakumikoさん。
「人間が考えそうな『かわいい』をデフォルメしたような容姿や仕草には、どんなに見てもほっこりして癒されます。けれど、長い時間観察していると、個体によった姿の違いや性格の違いが少しずつ見えてくるようになって、観察するのがより楽しくなりました」(takumikoさん)
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見る度に多くの発見がある――それがウォンバットの魅力だといいます。
そんなtakumikoさんが今回撮影された動画では、ウォンバットがカメラに背を向ける格好で、地面に立てられたポールにおしりをこする様子が映し出されています。
takumikoさんによると、この動画はオーストラリア・タスマニア州のマライア島にて撮影されたもの。マライア島は島全体が国立公園に指定されており、ウォンバットを含む野生動物がたくさん棲息しています。
「(当該の動画は)ウォンバットを眺めながらピクニックしているときに撮影しました。目の前でたくさんのウォンバットがそれぞれに芝を頬張っていて、私もなんだか一緒にご飯を食べているような気持ちになっていたのですが、一匹のウォンバットがおもむろに、地面に刺さっている棒に向かって歩いていったので、『これは!』と思いカメラを向けました」(takumikoさん)
棒について、おそらく島を管理するレンジャーが目印として立てたもの、というtakumikoさん。ウォンバットは、その棒に向かって迷わず一直線に向かっていったそうで、「いつも(ウォンバットが身体を掻くのに)使っているのだと思います」とも語ります。
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自然あふれる島のなかで、自由気ままで平和に暮らすウォンバット。そののびのびとした姿をみて、自身も幸せになる人が続出。
「とっても可愛いですね」
「かわりにかいてあげたい」
「気持ちよさそう」
「背中がかゆい時のうちのおばあちゃんと同じ動き」
「私も痒い時こうしてる」
「間寛平さんの『かい〜の』を思い出した〜」
Xのリプ欄にはたくさんのコメントが寄せられています。
ちなみに、takumikoさんは、マライア島に来たのは今回で2回目だといいます。
「メルボルンに住んでいるのでなかなか遠いのですが、ウォンバットにはまって再訪しました。国立公園の年間パスも買ってしまったので、近々また来ると思います。何回来てもたのしい場所です」
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と、同島の魅力についても語ってくれました。
現在はキャンピングカー暮らし、オーストラリアの生き物たちを知ってほしい
可愛らしいウォンバットの動画を公開されたtakumikoさんですが、現在はキャンピングカー暮らしをされており、オーストラリアの各地で野生動物や絶景を撮影されています。
「普段はメルボルンの街で会社員をしていて、週末や休暇を使ってオーストラリアを旅行しているという感じです。元々ロードトリップが好きで、週末にはよく出かけていたんですが、もっと気軽に自由に旅行したいなと思い、いっそのこと家ごと旅行に出てしまおうと思い切って、キャンピングカー生活をはじめました」(takumikoさん)
車が住居と移動手段を兼ねる性質上、旅行の際に準備も必要なければ、忘れ物をすることもありません。また、シャワー以外は車にあるため、どこでも家のようにくつろげるメリットもあるといいます。
また、今後は仕事を辞めて、パートナーとオーストラリアじゅうを、キャンピングカーで巡りながら暮らしたいと考えているといいます。
「オーストラリア大陸はとても広いので、まだまだ行ったことのない地域が多いんです。それぞれの地域で環境も全然違うので、そこに住む生き物も様々。それにひとつひとつ会いに行きたいと考えています。SNSでの発信を通じて、オーストラリアに生きる生き物たちを、日本の皆さんに知ってもらえればいいなと思っています」(takumikoさん)
(まいどなニュース/Lmaga.jpニュース特約・竹中 友一(RinToris))