暴力団「山健組」中田浩司組長に無罪判決 「弘道会」組員銃撃事件で 「別人が犯人である可能性を否定することはできない」 神戸地裁

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2024年10月31日 14:13  TBS NEWS DIG

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暴力団組員を銃撃したとして殺人未遂などの罪に問われた暴力団組長の裁判員裁判で無罪が言い渡されました。

起訴状によりますと、「山健組」組長の中田浩司被告(65)は、2019年8月、神戸市中央区の路上で「弘道会」の男性組員(当時51)をけん銃で撃ち、殺害しようとした罪に問われていました。

これまでの裁判員裁判で中田被告は「私は犯人ではありません」と起訴内容を否認。検察は「防犯カメラ捜査の内容から、中田被告の犯行である」などとして、懲役20年を求刑していました。

きょうの判決で神戸地裁は、中田被告が「犯人である可能性は高いが、別人が犯人である可能性を否定することはできない」として無罪を言い渡しました。

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  • 刑法学者の解釈において被告人に不利な類推解釈が制限されることを見ても、今回の判決は当然ではあるものの、大物のやくざに適用されたのは少々驚きです。
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