【フィギュア】三宅咲綺がSP首位「恩返しができるように」中野園子コーチ思い演技

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2024年11月02日 23:33  日刊スポーツ

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女子SPで演技を行う三宅咲綺(撮影・前岡正明)

<フィギュアスケート:西日本選手権>◇2日◇第1日◇愛知・日本ガイシアリーナ◇女子ショートプログラム(SP)



三宅咲綺(21=岡山理科大)が67・72点でショートプログラム(SP)首位発進を決めた。


冒頭の3回転−3回転の連続トーループを決め、続くダブルアクセル(2回転半)、3回転ループも危なげなく成功。「今シーズンなかなかジャンプが決まらなかったので、とりあえず全部降りられてうれしい。あと、スピンとかも結構気をつけて回れたので良かった」と充実感を漂わせた。


2日前に中野園子コーチに「恩返しができるように頑張ります」と宣言し、大会に臨んだ。世界女王坂本花織のすすめで神戸クラブに拠点を移し、3季目。「大好き」と慕う中野コーチを思いながらの演技には、力がこもった。「恩を返したいという気持ちで、強気で入れたのが良かった」。


来季投入を目指すトリプルアクセル(3回転半)は、継続して練習中。「毎日10本くらい跳んでて、いいときは5〜7本くらいは降りられてる」と手応えをつかみつつある。ただ、大きな試合での披露には慎重で「あまり完成度が良くないので、徐々に挑戦してから大事な試合にも入れていけるようにしたい」と展望した。


フリーは3日、午後4時40分開始。【竹本穂乃加】

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