<フィギュアスケート:西日本選手権>◇2日◇第1日◇愛知・日本ガイシアリーナ◇女子ショートプログラム(SP)
横井きな結(19=中京大)はショートプログラム(SP)を終え、大粒の涙をこぼした。
「本当はもっと上に行きたい気持ちはあるけど、点数とか、自分の立ち位置とかに…すごくつらい気持ちになりました」
今年5月、左足のくるぶしを骨折。手術を経て復帰し、今大会までに3回転ジャンプ2種類を組み込むまでに戻したが、冒頭の3回転サルコーは減点に。3回転ループ−2回転トーループも、クリーンな着氷とはならなかった。
結果は46・94点の15位。厳しい現実を突きつけられた。悔しさがにじんだ。
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「けが前と同じくらいの感覚が戻ってきたので、そこは良かったけど、やっぱり私にはまだ限界がある。やりたかった演技とは、ほど遠いものになってしまいました」
全日本選手権(12月19〜22日、大阪)に進めるのは上位7人。翌3日のフリーへ「全日本に行けないかもしれないけど、できることを精いっぱい出し切れたら」。声を震わせた。【竹本穂乃加】
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