11月1日、アイドルグループ・嵐の楽曲『ALL or NOTHING』のミュージックビデオ(MV)が公開されないことが、所属音楽レーベルStorm Labelsの公式サイトで発表された。
歌詞に「ジャニーズ代表」という言葉が
嵐は11月3日にデビュー25周年を迎え、その記念企画の一環として3日に全MVが公開される予定だった。当然、『ALL or NOTHING』もそのうちの1曲であったが、公開2日前になって、以下のようなコメントが掲載された。
《当初公開予定としてお知らせしておりました「ALL or NOTHING」Music Videoについては、諸般の事情により公開を差し控えることにいたしました》
諸般の事情とはどういうことか、スポーツ紙記者が教えてくれた。
「『ALL or NOTHING』は櫻井翔さんが初めてラップの詞を手がけた曲ということもあり人気があるので、今回の公開を楽しみにしていたファンも多いと思います。ただ、そのラップに問題があるようで……。冒頭が『ジャニーズ代表 嵐のラップ隊長 そう俺が櫻井翔』という詞で始まるのです。性加害問題以降、“ジャニーズ”はNGワードになっているので、今回、MVの公開が中止になったのだと思います」
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ネットには《歌は悪くない! オルナシ見たかったなあ》、《被害者もマスコミも「ジャニーズジャニーズ」って言っているのにタレントだけ言えないなんておかしくない?》といった声が溢れる一方で、こんな意見も。
《「ジャニーズ代表」ってはっきり言ってるんだから無理に決まってるじゃん なんで最初から気づかない?》
《「ALL or NOTHING」は公開できないことくらい少し考えればわかるでしょ》
これまでにも、グループ名に「ジャニーズ」と付いている『関ジャニ∞』は『SUPER EIGHT(スーパーエイト)』に改名し、デビュー曲の歌詞に「ジャニーズ」が入っている『Hey!Say!JUMP』は“デビュー曲封印”を決めているのだから、たしかに、「考えればわかるだろう」という意見にもうなずける。
一部のファンに気を持たせて落胆させる結果になってしまったようだが、『ALL or NOTHING』を除く71曲は、予定どおり11月3日正午からYouTubeで公開される。5人での“再結集”の噂もちらほら聞こえる25周年イヤー、次はうれしいニュースを期待したい。
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