横浜F・マリノスは3日、2025シーズンより西野努氏がスポーティングダイレクター(SD)に就任することを発表した。
現在53歳の西野氏は、現役時代に浦和レッズでプレー。引退後は産業能率大学の客員教授・教授や公益財団法人スポーツヒューマンキャピタルの理事・スクールマスターなどを務めるかたわら、2019年12月から2024年4月にかけては浦和のテクニカルダイレクター(TD)を務めていた。そして、今年8月からシティ・フットボール・グループの一員となっていた。
西野氏は横浜FMのSD就任に際し、クラブ公式サイトを通じてコメント。「マリノスファミリーの皆さま、はじめまして。2025年シーズンよりスポーティングダイレクターに就任することになりました西野努です。横浜F・マリノスが紡いできた歴史、伝統を基盤として、より魅力的かつ強いチームづくりをし、今まで以上に多くの人々に幸せを提供していきたいと思っております」と意気込みを示した。
また、株式会社横浜マリノスの中山昭宏代表取締社長は、西野氏の招へいについて次のようにコメントした。
「2025シーズンより、トップチームを統括する責任者であるスポーティングダイレクターに西野努氏をお迎えします。横浜F・マリノスは『日本を代表するクラブをめざして』『アジアで勝ち、世界と戦うクラブ』へ成長を続けていきます。そのために、戦略的なチーム強化体制と、シティフットボールグループとの更なる連携をめざし、西野努氏と共に推進してまいります」
「今シーズンの残り2か月も、リーグ戦・ACLに全力を尽くし、勝利のためにクラブ一丸となって闘ってまいりますので、ファン・サポーターの皆さま、パートナー・スポンサーの皆さま、ホームタウンの皆さまの熱いサポートをよろしくお願いいたします」