今シーズン好調のノッティンガム・フォレストが、暫定ながらプレミアリーグで3位に浮上した。
プレミアリーグ第10節が2日に行われ、ノッティンガム・フォレストはウェストハムと対戦。27分にクリス・ウッドが先制点を決めると、45+2分からはエドソン・アルバレスが2枚目のイエローカードを受け退場となったことで数的有利に立ち、65分にカラム・ハドソン・オドイが、78分にオラ・アイナが追加点を挙げ、3−0で勝利を収めた。
この結果、前節終了時点で3位だったアーセナルがニューカッスルに0−1で敗れたこともあり、暫定ながらノッティンガム・フォレストは7位から3位に浮上した。
なお、プレミアリーグ公式X(旧:ツイッター)によると、ヌーノ・エスピリト・サント監督が就任した2023年10月20日のプレミアリーグ順位表で17位に沈んでいたノッティンガム・フォレストは、財務規則違反により勝点剥奪などもありながら、昨季を17位で終えて残留すると、今季はここまで一転して好調を維持。全試合が消化されていないものの、プレミアリーグでトップ3入りを果たして一日を終えたのは1998年以来のことになったという。
試合後、ヌーノ監督はイギリスメディア『スカイスポーツ』で「私たち全員が自分たちのパフォーマンスを誇りに思うべきだ。試合の立ち上がりは良く、前向きに進みながら、相手の脅威を抑えることができた。レッドカードですべてが変わったけど、選手たちは油断してはいけないと理解していた。私たちとファンにとって素晴らしい瞬間だね」と振り返った。
また、暫定ながらトップ4入りを果たしていることについては「私のことは知っているだろう? まだ試合が終わって10分しか経っていないけど、次のトレーニングセッションのことを考えている」と現在の順位をあまり気にしていないことを強調した。
「今は何も意味がない。これからも長いシーズンが残っているので、頑張り続けなければならない。ポジティブな瞬間だが、これを続けていかなければならない」
【ハイライト動画】ノッティンガム・フォレストvsウェストハム