限定公開( 28 )
○ DeNA 11 − 2 ソフトバンク ●
＜11月3日 横浜＞
DeNAは2連敗で迎えた第3戦から怒涛の4連勝。今シリーズの対戦成績を4勝2敗とし、1998年以来、26年ぶり3度目の日本シリーズ制覇を成し遂げた。
DeNA打線は2回、5番・筒香の中越えソロ、1番・桑原の左前2点適時打で3点を先取。4−2で迎えた5回は打者一巡の猛攻で一挙7得点のビッグイニングとした。スライド登板となった先発・大貫は4回2失点の好投。5回以降は�雜�、坂本、伊勢、森原が無失点リレーで締めた。
26年ぶりの日本一が決まると、三浦監督はベンチでコーチ陣と抱き合い号泣。そのあとマウンド上にできた歓喜の輪に加わり、選手たちの手で5度胴上げされた。
優勝監督インタビューで「いやもう…最高にうれしいです！ ありがとうございます」と語り出すと、この日を待ち続けたスタンドのファンは大歓声。涙について聞かれると「いろんな思いがね…。98年優勝してからそのあとなかなか勝てずに…。自分も『もう一度』という気持ちで現役の時は優勝できずに、監督として、もう本当に優勝できてうれしいです…はい」と選手時代を含めた26年間の苦悩を振り返った。
リーグ3位からCSでは阪神と巨人を撃破し、日本シリーズでは“常勝軍団”のソフトバンクをなぎ倒す快進撃。「毎日、毎日、選手たちに伝えていたことは『今日の試合、全員で全力で、持っているものを出し切ろう』と、それを続けて今日まで来ました。今日も同じ気持ちで全員が戦ってくれた結果だと思います」と胸を張った。
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