大分トリニータは4日、2025シーズンより吉岡宗重氏がフットボール事業本部スポーツダイレクター(SD)に就任することを発表した。
現在46歳の吉岡氏は、2006年2月に大分の強化担当に就任し、2010年2月から2011年1月にかけては強化部長代理を務めた。
2011年2月に鹿島アントラーズの強化担当に就任し、強化担当課長、プロチームマネージャー、フットボールダイレクター(FD)を歴任。しかし、シーズン途中の今年10月、ランコ・ポポヴィッチ元監督との契約解除と同時に、吉岡氏も双方合意のもと鹿島のFDを退任していた。
2024明治安田J2リーグで残留争いに巻き込まれた大分に約14年ぶりの復帰を果たした吉岡氏は、クラブ公式サイトを通じて次のようにコメントした。
「2025シーズンよりスポーツダイレクターに就任することになりました吉岡宗重です。大分トリニータの強化に再び携わることができることは大変光栄であり、強い責任を感じています」
「これまでのトリニータの良さである組織的でアグレッシブにハードワークすることをベースに、ファン・サポーター、スポンサー、地域の皆様と三位一体となり再びJ1リーグに挑めるように育成型のチームづくりを進めます。そのために、来季は安定してJ2リーグを戦えるチームを目指し、最終的にトリニータファミリーと一緒に喜べるシーズンにしたいと思います」
「クラブ理念である大分の活力に貢献するためには、全員が足並みをそろえて目の前の試合に全力を尽くす事が必要です。情熱とパワーを持って取り組みますので、選手とともに一緒に戦ってください」