「チロルチョコに虫」投稿拡散→チロルチョコ「昨年以前に発売された商品と推察」「大変申し訳ございません」と謝罪

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2024年11月05日 07:50  まいどなニュース

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チロルチョコ(@TIROL_jp)のXより

「チロルチョコに虫入ってた」という投稿が拡散していることを受けて、チロルチョコ株式会社(東京都千代田区)は4日夜、X(旧Twitter)を更新しました。同社は「現在X上でチロルの中に虫がいたという投稿に関して、投稿主様にDMを送りご返信をお待ちしている状況です」「早急に調査し、ご報告いたします」と虫が混入していたとする動画の投稿主に連絡を取り、迅速に調査、報告する意向を示しました。

【写真】「虫の卵や幼虫が入ることは通常ありません」日本チョコレート・ココア協会のQ&A

虫が混入していたとされる投稿は「え待って……w チロルチョコに虫入ってたしかも生きてるし…」と水色のパッケージのチョコに小さな芋虫がうごめいている動画でした。同社は「投稿のお写真は毎年発売の季節商品と思われますが 今年は2週間後の発売のため、昨年以前に発売された商品と推察されます」と虫がついていたとするチロルチョコは2023年以前の商品とみられるとした上で、「投稿主様と皆様にご不快とご不安を与え 大変申し訳ございません」と謝罪しました。

チロルチョコは2013年6月にも、チョコに芋虫がいたというツイートが拡散され、同社は「現在Twitter上でチロルチョコの中に芋虫がいたというツイートが流れている件に関しまして説明させて頂きます。現在ツイートされている商品は昨年の12月25日に最終出荷した商品で掲載されている写真から判断しますと30日〜40日以内の状態の幼虫と思われます」と説明し、「詳しくはこちらのサイトをご覧下さい」と日本チョコレート・ココア協会の「よくある質問」のリンクを紹介しました。

日本チョコレート・ココア協会の「よくある質問」の主なQ&Aは以下の通り。

「Qどこで虫が入ってくるのですか?」
「Aチョコレートやココアは、近代的な設備と衛生管理の行き届いた工場で生産されていますので、虫の卵や幼虫が入ることは通常ありません。ほとんどの場合、工場を出てからご家庭で消費される間に侵入するケースが多いようです。お菓子につく虫は、どこにでもいることが多く、一般のご家庭にも棲息し、乾燥したお菓子や食品類につきます」

「Qそれはどんな虫ですか?」
「Aチョコレートにつく虫には、[ノシメマダラメイガ]・[スジマダラメイガ]や[コクヌストモドキ]などがあります。
[ノシメマダラメイガ]は、あらゆる食品に発生します。チョコレート、ナッツ類、ビスケットなどが大好物で、嗅覚がするどく、菓子や食品の臭いをたよって移動 します。包装のわずかなすきまから入ったり、チョコレートのアルミ箔やプラスティック フィルムを食い破って侵入します。[コクヌストモドキ]は、穀粉や菓子類に発生が多い害虫です。ココアにつく虫で代表的なのは、[タバコシバンムシ]という聞きなれない虫ですが、乾燥食品を好み、特に葉煙草に大きな被害を与えるのでよく知られているものです」

「Qその虫は害があるのですか?」
「A病原菌や毒素といったものはないので、万一虫が混入しているのに気付かず誤って食べても、人体に直接害はないといわれていますが、ご心配の場合はお医者さんにご相談ください」

「Q家庭で虫からお菓子を守にはどんなことに気をつけたら良いのですか?」
「A開封したら密閉容器に移し替え、早めに召し上がりましょう。
直射日光の当たらない、涼しい所に保管してください。
※虫は極めて繊細なすきまから入り込みますので、保管・保存に十分な注意が必要です」

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