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同じ品種のトマトの苗を、異なる3種類の植え方で育ててみたら……? わかりやすすぎる比較実験の動画が話題になっています。動画は記事執筆時点で60万回以上再生され、1万4000件を超える高評価を獲得しました。こんなに違いがはっきりするとは……!
●同じトマトを違う方法で育てたら……
動画が投稿されたのは、世界で最もフォロワー数の多いガーデニングブランド「Epic Gardening」の公式YouTubeチャンネル。独学でガーデニングを学んだ同社のCEO・ケビンさんが、庭造りや野菜作りに役立つライフハックを紹介しています。
ケビンさんは今回、「チェロキーカーボン」という品種のトマトの苗を、3種類の方法で育てる実験を試みました。植え付けから収穫までの長い時間をかけた比較実験は、どのような結果を見せてくれるのでしょうか。
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1つ目は、トマトの苗を土に深く植え替えて育てる方法で、ケビンさんはこの苗を「タイタニック」と名付けました。早速トマトの苗木を植木鉢から取り出し、茎を土の中に埋めていきます。その際、葉が残っていると腐る原因になるため、茎の下の方の葉は全て取り去りました。
2つ目は、鉢に植えられていたときと同じくらいの深さに垂直に植え替える、一般的なトマトの育て方を採用。ケビンさんはこの苗を「ジョン」と呼ぶことに決めました。
そして3つ目は、土を浅く掘って細長い溝を作り、トマトの苗を途中まで横向きに植え替えるという、少し変わった方法です。ケビンさんが「クラウン(ピエロ)」と名付けたこの方法は、ネットで話題になっていたものだといいます。
苗を直線上に植えてしまうと影ができて日の光が当たらない時間帯が増えてしまうため、3つの苗は正三角形の位置にそれぞれ植えられました。ケビンさんは2週間ごとに少しずつ時間をおいて動画を撮影。観察し、気付いたことを報告していきます。
●一番成長したのはどのトマト?
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トマトを移植してから4週間後。この時点で一番背丈が高く成長していたのは、「ジョン」=一般的なトマトの植え方でした。実った数も一番数が多く、10個育っているのが確認できます。
横向きに植えた「クラウン」と深く植えた「タイタニック」はそれぞれ3個ずつ実をつけていました。どうやら土の中で根を伸ばすことを優先しており、栄養分が根の方にいってしまっているようです。
さらに2週間後。テストガーデンを訪れると、どの苗もケビンさんの背よりも少し高いくらいまですくすくと成長していました。3つの中で一番背丈が高いのは……やはり「ジョン」です! 身をつけた数も、タイタニックが15個、ジョンが20個、クラウンは13〜14個と差がありました。
成長の違いが一目でわかる動画には「魅力的で驚くべき結果」「素晴らしいアイデア」「こういう実験は大好き」「すごい! 教えてくれてありがとう」と興味深く見守る声が多数寄せられました。また、自宅で家庭菜園をする人からのアドバイスや自身の経験談もたくさん集まっています。
ケビンさんは、3つの植え替え方法を試した理由や成長結果の考察を、動画で詳しく語っています。家庭菜園を作りたい人や、植物の成長の違いに興味がある人は、同チャンネルに遊びに行ってみるとよさそうです。
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