韓国・尹錫悦大統領とトランプ氏が電話会談　今月ICBM発射の北朝鮮に憂慮表明　トランプ氏「船舶の分野でもう少し話をしたい」

韓国の尹錫悦大統領がアメリカ大統領選挙で勝利したトランプ前大統領と電話で会談し、核・ミサイル開発を続ける北朝鮮に憂慮を表明しました。

韓国大統領府によりますと、けさ、トランプ氏と電話会談した尹大統領は、勝利への祝意を伝えたうえで「韓米間の良好な協力関係を維持することを期待する」と呼びかけました。

さらに両者は、今月、ICBM＝大陸間弾道ミサイルを発射し、核・ミサイル開発を続ける北朝鮮についても話し合い、憂慮を表明。早い時期に直接会い協議する必要があることで意見が一致しました。

トランプ氏は「韓国の世界的な軍艦の建造能力をよく知っている」として、「船舶の補修などでも緊密に韓国と協力する必要があり、この分野でもう少し尹大統領と話をしたい」と述べたということです。

また、尹大統領はきょうの会見でも、「ワシントンの新政権と完璧な安全保障体制を構築し、私たちの自由と平和をしっかり守る」強調しました。