チャンピオンシップ(イングランド2部リーグ)第14節が現地時間6日に行われ、坂元達裕が所属するコヴェントリーはダービー・カウンティと対戦した。
コヴェントリーはここまで13試合を消化し4勝3分6敗の勝ち点「15」で13位に位置。上位勢とはやや差が開いているが、直近3試合は2勝1分と無敗を維持している。在籍2年目の坂元はここまで11試合に出場し、前節ミドルズブラ戦ではアシストをマーク。今節は3−4−1−2システムのトップ下として2試合ぶりの先発出場を果たした。
試合の均衡が破れたのは11分、ダービー・カウンティのゴールキックが敵陣内へ落ちると、ジャック・ルドニがGKへ下げたパスをジュリー・イェーツがカット。そのままGKオリバー・ドヴィンを抜き去ると、難しい角度からネットを揺らし、ダービー・カウンティが先制に成功する。その後は1点ビハインドのコヴェントリーが坂元やハジ・ライトらを起点に反撃に出るが、スコアを動かすことができないまま前半を終えた。
後半もコヴェントリーが攻勢を強めるも、73分にダービー・カウンティが追加点を奪う。敵陣左サイドの深い位置でボールを収めたイェーツがボックス内左へ侵入して左足を振ると、ディフレクトしたボールが右のサイドネットに吸い込まれた。
アンラッキーな形で2失点目を喫したコヴェントリーは77分、ボックス手前中央でボールを受けた坂元が左足を振り抜くと、グラウンダーの強烈なシュートがゴール右隅に吸い込まれ1点差に。坂元にとっては今シーズンの公式戦初ゴールとなった。
しかし、試合はこのまま1−2で終了。コヴェントリーは3連勝を逃し、リーグ戦で4試合ぶりの黒星を喫した。17位に転落したコヴェントリーは現地時間9日に控える次節でサンダーランドとのアウェイゲームに臨む。
【ハイライト動画】坂元達裕が強烈ミドルで初ゴールも…コヴェントリーは惜敗