「アフリカの採掘事業に投資すれば、月利15%を得られる」とうたい、無登録で株の購入を勧誘したとしてコンサルティング会社の社長らが逮捕された事件で、社長らが著名人と写る写真などを見せ、信用を得ようとしていたことがわかりました。
東京・西麻布のコンサルティング会社社長、李基道容疑者(39)ら男女6人は、アフリカのコンゴ民主共和国でのコバルトの採掘事業をめぐり、国に無登録で男女4人に対し、出資金として2650万円の株を購入するよう勧誘した疑いがもたれています。
警視庁によると、李容疑者は「投資用にジャンボジェット機、20機をキャッシュで購入した」「世界各地に支店があって、本社はビバリーヒルズ」「アメリカの有名歌手にも家を売ったことがあり、自分の家の隣は有名なスポーツ選手」などと話し、顧客から信用を得ようとしていたということです。
李容疑者を知る男性
「有名人と関わってる写真だったりとか(見せてきて)、自分もそういう繋がりがある人間なんだよって」
李容疑者らは「月利15%の配当が得られる」などどうたい、2020年からのおよそ1年間で200人ほどから出資金あわせて2億7600万円を不正に集めていたとみられていて、警視庁は事業には実態がなかったとみて、詐欺での立件も視野に捜査を進めています。
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