東京・豊島区の公園で10代の中学生の女子生徒に性的暴行を加えたとして、無職の55歳の男が警視庁に逮捕されました。
不同意性交などの疑いで逮捕されたのは、さいたま市の無職・山田裕三容疑者(55)です。
山田容疑者は今年8月中旬の午後3時から4時半の間、都内に住む中学生の女子生徒(10代)を豊島区池袋本町の公園に連れ込み、ベンチの上で性的暴行を加えた疑いがもたれています。
警視庁によりますと、山田容疑者は女子生徒に「モデル関係の仕事をしている。写真を撮らせてほしい」と声をかけ、近くの公園に連れていき犯行に及んだということです。
女子生徒にけがはありませんでした。
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山田容疑者はさいたま市の自宅からおよそ25キロメートル離れた豊島区の犯行現場近くまで自転車で来ていて、犯行後にも自転車で逃げる姿が防犯カメラに写っていたということです。
山田容疑者は取り調べに対し「内容はおおむね合っていますが性的暴行は加えていません」と一部容疑を否認しているということです。
山田容疑者は「中学生や高校生ぐらいの女の子の足やソックスが好きでファッション関係の写真を撮らせてほしいと声をかけていた」という趣旨の供述もしているということで、警視庁は余罪を慎重に調べています。