「三日月とスカイツリーが完全にセーラームーンの世界」
そんな呟きと共に投稿された夜景が、X上で注目を集めている。
こちらは、埼玉県在住の写真家・Yuji Shibasaki(@Yuji_48)さんが2024年11月5日に投稿した写真だ。
都会のビル群の中から、夜空に向かって伸びるスカイツリー。紫や濃いピンク色にライトアップされたその姿はなんとも幻想的だ。
そして、塔の先端部分と重なるように浮かんでいるのは、三日月。その姿はまるで、セーラームーンがに授けられたムーン・スティックのよう!
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もしかして、タワー頂上でひときわ輝いている光の中には、彼女が立っているんじゃないか? そんなことを考えてしまう。
この見事な光景は、どこで見たのだろう。Jタウンネット記者は6日、Yujiさんに話を聞いた。
完璧に重なる地点を計算
埼玉県と東京都を中心に、風景や夜景を撮影しているYujiさん。投稿写真は4日の午後5時半ごろ、千葉県内で撮ったものだ。
「毎月三日月の前後はスカイツリーと合わせて撮影しているのですが、この日も三日月で陽が沈んでから東京スカイツリーと重なるので現地に赴きました」(Yujiさん)
月の動きは意外に早く、立ち位置を誤るとスカイツリーとずれてしまう。そのため、両者が完璧に重なる地点を計算して撮影場所を決定。三脚に超望遠レンズのカメラを準備し、その時を待った。
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「三日月が降りてくる時、スカイツリーに乗って重なるかどうかドキドキして待ち構えていましたが、乗った瞬間と重なった瞬間は本当に綺麗で、毎度の事ながら神秘的で感動します。これがまた見たいという理由で何度も通うようになりました」(Yujiさん)
Yujiさんの綿密な予測によってカメラに収められた1枚に、X上では68万件を超えるいいね(7日夕時点)のほか、こんな声が寄せられている。
「すごいです! めっちゃセーラームーンです」
「スカイツリーの色合いと三日月の重なりめっちゃ綺麗ですね!」
「色味もまた、セーラームーンスティックみたいですね」
なお、スカイツリーのライティングは、日によって色が異なる。
スケジュールはスカイツリー公式サイトで公開されているため、月とツリーのコラボを楽しみたい人は、参考にするといいだろう。
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ちなみに11月7日〜12月25日の期間は、クリスマス限定ライティングが実施される時間帯もある。