マンチェスター・ユナイテッドのルート・ファン・ニステルローイ暫定監督が、PAOK戦を振り返った。
ヨーロッパリーグ(EL)・リーグフェーズ第4節が7日に行われ、マンチェスター・ユナイテッドはPAOKと対戦。50分にアマド・ディアロが頭で先制点を奪うと、77分には再びディアロがボールを奪ってから自ら左足で鮮やかなシュートを決め、2−0で勝利を収めた。なお、ここまで3試合連続引き分けに終わっていたマンチェスター・ユナイテッドにとっては今季EL初白星となった。
試合後、ファン・ニステルローイ暫定監督はイギリスメディア『TNT Sports』で「優しく言っても、前半はかなり悪かった。だが、後半は良くなった。それは明らかだと思う」と振り返りながら、2ゴールを記録したディアロには次のように賛辞を送った。
「彼が今日違いを作った。ゴールを決めたし、とても鋭かった。彼はよくやったし、いい試合だったと思う。彼はトレーニングで素晴らしいプレーを見せている。いつもよくトレーニングしていて、私にもっとやろうと言っているんだ」
また、エリック・テン・ハフ前監督を解任して、暫定体制になってから2勝1分けと好転しているマンチェスター・ユナイテッド。すでに11月11日からはルベン・アモリム新監督が合流する予定となっていることから、ファン・ニステルローイ暫定監督がチームを率いるのは、10日に行われるプレミアリーグ第11節のレスター戦が最後となっている。
同試合に向けてファン・ニステルローイ暫定監督は「私にとっては結果を出すことが重要だった。選手たちのパフォーマンスには満足しかない。楽しんでいるけど、日曜日もまた試合なので、それについて考えていて、その後のことは考えていないよ」と目の前の一戦に集中していることを強調した。
【ハイライト動画】マンチェスター・ユナイテッドvsPAOK