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昨日7日(木)から今日8日(金)にかけて寒気が南下し、季節が急加速しましたが、これも一時的。来週は再び高温傾向になるでしょう。関東以西は最高気温が20℃以上の日が多く、高知市や福岡市では25℃以上の夏日になる日もありそうです。服装選びに注意。
●7日〜8日 冬の便り続々と
昨日7日(木)から今日8日(金)にかけては寒気が南下し、季節が急加速しました。
北海道では雪が降り、札幌市では7日(木)夜遅くには最大で7センチまで積雪が増えました。また、今日8日(金)の朝は冷え込みが強まり、冬の便りも続々と届きました。宇都宮で初霜・初氷、水戸で初霜を観測。関東で初霜や初氷が観測されるのは、今シーズン初めてのことでした。
●また高温傾向に 11月なのに夏日も
ただ、この寒気の流れ込みは一時的です。寒気は早々に撤退して、来週はじわじわと南から暖気が流れ込んできそうです。
来週は最高気温が平年より高く、関東から九州は20℃以上の所が多くなるでしょう。東京都心では12日(火)と15日(金)は22℃と10月中旬並みの暖かさで、日中は上着がいらないくらいに。名古屋市は12日(火)は24℃と夏日に迫るでしょう。高知市は11日(月)や12日(火)、15日(金)に25℃以上、福岡市では14日(木)と15日(金)は25℃以上と2日連続で夏日となるでしょう。日中は厚着をしたら暑いくらいで、半袖でも過ごせるほどとなりそうです。服装選びにご注意ください。
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●「高温に関する早期天候情報」も
気象庁は昨日7日(木)に「高温に関する早期天候情報※」を発表しています。来週以降、強い寒気の流れ込みはなく、北海道は14日(木)頃から、東北から沖縄は13日(水)頃から気温は平年よりかなり高くなる見込みです。
※高温に関する早期天候情報は、その時期としては10年に1度程度しか起きないような著しい高温となる可能性が、いつもより高まっているときに、6日前までに注意を呼びかける情報です。6日先から14日先までの期間で、5日間平均気温が「かなり高い」確率が30%以上と見込まれる場合に発表されます。
●12月はじめまで高温傾向
昨日7日(木)に発表された1か月予報でも、全国的に気温は平年より高い予想です。平年であれば、度々、寒気が流れ込んでくる時期ですが、この先1か月は寒気の影響を受けにくいでしょう。
今年の夏(6月〜8月)は過去、最も暑い夏となり、秋になっても高温傾向が続きました。11月に入り、一時的に寒気は流れ込んできたものの、この先1か月も気温は高めで、季節の進みはゆっくりとなりそうです。
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