ミランに所属するスペイン代表FWアルバロ・モラタが、トレーニング中に重度の頭部負傷を負って病院に緊急搬送された模様だ。現地時間7日、イタリアメディア『スカイスポーツ』が報じている。
今季からミランでプレーするモラタは、ここまで公式戦12試合に出場して3ゴール2アシストをマーク。現地時間5日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ・リーグフェーズ第4節では“古巣”レアル・マドリードを相手に1ゴールを決め、チームの3−1の勝利に大きく貢献していた。
だが、イタリアメディア『スカイスポーツ』によると、現地時間7日のトレーニング中、モラタは空中戦の際にチームメイトのセルビア代表DFストラヒニャ・パヴロヴィッチと激突。同メディア曰く「重度の頭部負傷」を負い、病院に緊急搬送されたという。
また、同メディアは、モラタがすでにMRI検査を受けており、結果は陰性だったことを伝えたうえで「この種の負傷の場合の標準的な処置として、病院で1時間ごとに容体の監視が続けられる予定」と報じた。
現地時間9日にはセリエA第12節のカリアリ戦を控えているミランだが、モラタの欠場は確実。『スカイスポーツ』は「タミー・アブラハム、ルカ・ヨヴィッチ、そしてフランチェスコ・カマルダも出場資格があり、おそらくアブラハムが前線をリードすることになるだろう」と予想している。