【フィギュア】“りくりゅう”三浦璃来、木原龍一組がGP連勝へ最終調整　午後３時９分に登場

＜フィギュアスケート：グランプリ（GP）シリーズ第4戦NHK杯＞◇9日◇東京・代々木第1体育館◇ペア公式練習

ショートプログラム（SP）首位発進の「りくりゅう」こと三浦璃来（22）木原龍一（32）組（木下グループ）が、午後のフリーに向けて最終調整を行った。

8日のSPでミスがあったジャンプを中心に入念な調整。曲をかけた通しでは、横並びでそろって跳ぶサイドバイサイドの3回転トーループ−ダブルアクセル（2回転半）−ダブルアクセルのコンビネーションジャンプや、3回転サルコー、スロー3回転ルッツなどを披露。木原がアクセルで手を付く場面もあったが、全体的には上々な仕上がりを見せた。

GPシリーズ第1戦スケートアメリカで、23年世界選手権以来1年7カ月ぶりの金メダルを獲得。SPでは71・90点で首位につけており、2連勝でのGPファイナル（12月、フランス・グルノーブル）進出を狙う。木原は「フリーの点数で前回の点数を超えられるように、そしてトータルで前回の点数を超えられたらいい」と意気込んでいた。

ペアフリーは9日午後2時開始。最終滑走の三浦、木原組は、同3時9分に出番を迎える。