石川由依、収録中に涙が止まらなくなった自分に驚き「それだけミカサと共にきたんだなって」

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2024年11月09日 12:51  ORICON NEWS

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『劇場版「進撃の巨人」完結編THE LAST ATTACK』公開記念舞台あいさつに登壇した石川由依 (C)ORICON NewS inc.
 声優の石川由依(35)、が9日、都内で開かれた『劇場版「進撃の巨人」完結編THE LAST ATTACK』公開記念舞台あいさつに登場し、自身が演じたミカサ・アッカーマン役を振り返った

【写真】梶裕貴、林祐一郎監督とともに…ケーキの前で笑顔を浮かべる石川由依

 石川は収録について、「最後は、(アルミン役の)井上(麻里奈)さんと梶さんと3人で収録することができて、アフレコ前は正直、どんな気持ちになるか実感がなくて、分からなかったんですけど、実際アフレコすると、本当にエレンも出し、この作品自体もミカサの行いによって終わってしまうという悲しさとか寂しさとか、全部が急にきて」と回想。「ミカサを演じつつも、ちょっと自分の気持ちも入りつつ、涙が止まらなくなってしまった自分に驚いてしまって…。それだけミカサと共にここまで一緒に演じてきたんだなっていうのをすごい感じました」と振り返った。

 また、エレン・イェーガーを演じた梶裕貴(39)は「入ってきた時から思ってましたが、もう、”面構えが違う”。一度はテレビ放送でご覧いただいている中で、映画館で見たいと思わせる作品は、諫山先生が作る、唯一無二の今後二度とないくらいの作品なんだなと感じています。その作品のエレンという一人の人間を演じさせていただくことができて本当に幸せだったなと感じております」と作品やエレンに対する思いを噛み締めた。そして、「ぜひ、何度も映画館で見ていただきたいですし、10年以上と言わず、死ぬまで、いや、死んでも引きずっていただきたい。ボクはそうありたいと思っております」と訴えた。

 林祐一郎監督は「(アニメの)放送も終わって、原作も終わっているのに未だにここまで熱量を持って見てくださっている稀有な作品だと思うし、そんな作品に携われたことは最大の誇り」と感無量な様子で語った。

 またイベントでは、きょう誕生日を迎えた林監督にバースデーサプライズとして、進撃の巨人のイラストが描かれたケーキが登場。林監督は「本当に偶然ですけど、まさか待望の劇場が叶った日に…」と喜んでいた。

 『進撃の巨人』は、2009年9月〜2021年4月にかけて『別冊少年マガジン』(講談社)で連載されていた同名漫画が原作で、「壁」の中で暮らす人類が、人を捕食する「巨人」相手に絶望的な戦いを強いられる物語。巨人たちと闘う「調査兵団」に所属し、外の世界に憧れる主人公のエレン、クールな戦闘美少女・ミカサ、頭脳派・アルミンの3人を中心にストーリーが展開されるダークファンタジー。

 コミックス累計発行部数は全世界で1.4億部を突破しており、数々の漫画賞を受賞。テレビアニメは2013年より放送がスタートし、シリーズの最後を締めくくる完結編(後編)が2023年11月に放送された。また、2015年には三浦春馬さん主演で実写映画化(前篇・後篇)もされ、ハリウッドでの実写映画の製作も発表されている。

 『劇場版「進撃の巨人」完結編THE LAST ATTACK』は、全国の劇場にて、11月8日から3週間限定で公開。『進撃の巨人』シリーズの最後の戦い、そしてエレンたちの物語の完結を描く。

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  • 映画は脚本の町山がひたすらに被害者の映画だったね。本人は断ったのに、原作者に狂信的な愛情を向けられ仕方なく書かされたそう。原作者は大喜び。
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