22歳男、ATMで出金試みる=襲撃途中、現場近くで―横浜強盗致死

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2024年11月09日 15:01  時事通信社

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時事通信社

 横浜市青葉区の住宅で10月、住人の後藤寛治さん=当時(75)=が死亡した事件で、襲撃中に塗装工、宝田真月被告(22)=強盗致死罪などで起訴=が後藤さん宅からキャッシュカードを持ち出し、近くのATMで現金を引き出そうとしていたことが9日、捜査関係者への取材で分かった。

 秘匿性の高いアプリを通して指示を受け、ATMに向かった可能性があり、神奈川県警は指示役の特定を急いでいる。現金が引き出された形跡はなかった。

 事件の実行役は3人とみられ、宝田被告らは10月15日午前1時すぎ〜同3時10分ごろ、後藤さん宅に侵入して暴行を加え、死亡させたとされる。現金約20万円も奪われていた。

 捜査関係者によると、この時間帯に後藤さん宅近くのコンビニのATM前で、宝田被告が操作する様子が防犯カメラに映っていた。後藤さんから暗証番号を聞き出した可能性があるが、何らかの理由で引き出しに失敗。同被告はその後、後藤さん宅へ戻った。

 宝田被告は自宅から事件現場へ自家用車で往復したとみられ、車からは後藤さん宅から持ち出したキャッシュカードや預金通帳が見つかった。同被告は「税金を数十万円滞納していた。SNSで『ホワイト案件』という投稿を見つけ、指示役とつながった」などと供述していた。

 神奈川県警は、10月に千葉県市川市で発生した強盗致傷事件で逮捕された藤井柊(26)、久保田陸斗(21)両容疑者も関与したとみている。 

このニュースに関するつぶやき

  • 実行犯は当然として指示役の犯人にも死刑か無期が与えられるのでしょうね?
    • イイネ!6
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