後ろが絞れてシルエットが変わる! ユニクロ新作コラボのきれいめシャツ
ユニクロとJWアンダーソンのコラボコレクションでは、毎シーズンシャツやブラウスを購入することが多い筆者。2024年の秋冬シーズンは写真の「ドローストリングシャツ」を選びました。
一見、シンプルなシャツですが、実は細かいところまでこだわりが感じられるデザインです。
長めの袖口は、着た時にシャープに見えたりかわいく見えたりと、さまざまな印象に変わります。毎シーズン使われている、左裾の「JWA」のロゴ刺しゅうもアクセントになっています。
なかでも一番のポイントは、背中部分にギャザーが入っていること。自分でドローストリング(引きひも)を絞って、シルエットを変えられるようになっています。
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ゆったりとしたロング丈のシャツは、締めつけがなく着ていて楽ちんですが、生地面積が大きいので、背中が大きく見えてしまうことがあります。
ですがこのシャツなら、ひもできゅっと絞ることでギャザーが寄って腰の辺りが細くなり、スタイルをよく見せてくれます。バックスタイルにポイントが生まれて、スタイリッシュさもプラスされますね。
背中側のみ絞ることができるという、ありそうで意外とないデザインは、JWアンダーソンコラボならでは。着るのが楽しみになる一枚だと思います。
やわらかレーヨン素材で、シルエットの変化が楽しめる優秀シャツ
生地は70%がレーヨン、30%がナイロンのやわらか素材。ハリ感も強すぎず、優しい肌触りも特徴です。
写真は、後ろ側を絞らずにすとんとした落ち感をいかし、ボトムスも同様にゆったりめのワイドパンツを合わせた着こなし。長めの袖口の上に入ったギャザーがアクセントになっています。
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後ろをきゅっと絞りひもの端をリボン結びすると、このようにギャザーの入ったバックスタイルに。オーバーサイズのゆるっとしたシャツを羽織ると背中のシワが目立ったり、横幅が大きく見えてしまうこともありますが、そんなお悩みもこのシャツなら解決してくれそうです。
こちらの写真は後ろを絞った時の、前からの見え方。ウエストまわりがほんのり引き締まり、いつものデニム姿も新鮮に見せてくれます。
ほかに、背中のひもを前にまわして、写真のようにベルト風に結ぶアレンジもできます。ウエストマークすることで少しフェミニンさもプラスされるため、スカートやワンピースと合わせる時にも◎。ウエストの位置が高く見えるので、スタイルアップ効果も期待できます。
カラバリは写真のライトブルーとオフホワイト、ネイビーの計3色。気になる人は、在庫があるうちにぜひチェックしてみてくださいね!
(文:横瀬 真知子(レディースファッションガイド))