【大学駅伝】青学大、世田谷ハーフで上位独占 1位はルーキー安島莉玖「箱根の選考に絡みたい」

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2024年11月10日 16:24  日刊スポーツ

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世田谷246ハーフマラソンで優勝した青学大・安島莉玖(撮影・藤塚大輔)

<陸上:世田谷246ハーフマラソン>◇10日◇東京・駒沢オリンピック公園陸上競技場発着◇21・0975キロ



来年1月の箱根駅伝で2年連続8度目の優勝を狙う青山学院大(青学大)が、世田谷ハーフマラソンで上位を独占した。


優勝は安島莉玖(1年)で1時間2分55秒。2位の平松享祐(2年)は1時間2分57秒、3位の中村海斗(2年)は1時間2分58秒で続いた。4位には佐藤愛斗(1年)、5位には本間創(2年)が入った。


競り勝った安島は「僕は流しのジョギングであまりスピードが出ないですが、きつい中で動かすことを意識してやってきて、その練習の成果が出た」とうなずいた。


岐阜・大垣日大高3年時だった今年1月の都道府県対抗男子駅伝では、1区区間3位と好走。力のある同世代とともに青学大へ入学した。ただ、初の寮生活や環境の変化に戸惑いもあり「自分の走りを見失っていた」という。


苦しい時に支えになったのは、同学年の仲間たち。「話したりすると心が楽になった」。長い距離を踏む夏合宿でも辛さはあったが「同期ときつい練習を乗り越えた時は本当に良かったという思いになった」と切磋琢磨(せっさたくま)してきた。


3位となった今月3日の全日本大学駅伝では5区で起用される予定だったが、右太ももの違和感により出走に至らず。同じルーキーの折田壮太が3区で大学3大駅伝デビューを飾り、区間5位と好走した。


自身は新春の箱根路で8区出走を目指す。今後は今月23日のMARCH対抗戦(東京・町田GIONスタジアム)なども控えており「(レースで)外さないようにして直前合宿のメンバーに入って、箱根の選考に絡みたい」と見据えた。

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