<バスケットボールWリーグ2部:新潟63−58山梨>
3位新潟アルビレックスBBラビッツが前半戦ラストゲームを勝利で飾った。4位山梨クイーンビーズを63−58で下した。
前日9日に第4クオーター(Q)で逆転負けを喫した相手に2度はやられない。この日も立ち上がりから9連続失点したが、東英樹監督(58)は「今日のテーマは『You Can Do It』。やれば出来る」と選手たちを鼓舞し続けた。
守備ではインサイドを徹底的に固め、ゴール下で仕事をさせず。攻撃でもPF本田朱里(23)がチーム最多の18得点を奪った。本田は「(9日は)本当にふがいなかったので。今日は大事なところで決められてよかった」と笑顔を見せた。
ふがいなさは、自分にも当てはまった。前日は7得点止まり。第1Qも、シュートを狙える位置にもかかわらずパスを選択し、一度ベンチに下げられた。指揮官からは「得点取りに行かないと何も成長しない」とゲキ。「次出たときには1発目決めよう」。再度コートに立ち、ファーストシュートで3点シュートを決める。そこから積み上げた計18得点で、チームを勝利に導いた。
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ここまでの10試合でまだ連敗はない。「負け続けないことは大事。次は連勝を狙えるチームにしていく」と本田。後半戦はさらに白星を重ねる。【大島享也】
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