11月11日は「ベースの日」です。
音楽プロデューサーでありベーシストの亀田誠治さんが提唱した記念日で、楽器のベースの弦が4本であることが由来となっています。
バンドやオーケストラなど音楽をテーマにした作品には、ベース=低音を担当するキャラクターがよく登場します。楽曲を支える縁の下の力持ちであるベーシストの中で、アニメ!アニメ!読者が支持するキャラクターは一体誰なのでしょうか。
そこで今回は「“ベース”キャラといえば?」と題した読者アンケートを昨年に引き続き実施しました。11月2日から11月7日までのアンケート期間中に788人から回答を得ました。
男女比は男性約50パーセント、女性約45パーセント、無回答が約5パーセントで、男女ほぼ同数。年齢層は19歳以下が約50パーセント、20代が約15パーセントと若年層が中心でした。
■きららアニメのベーシストがワンツー!
第1位
1位は『ぼっち・ざ・ろっく!』の山田リョウ。支持率は約24パーセントで、2年連続トップでした。
ロックバンド・結束バンドのベース担当である山田リョウには「いつもクールで金欠の時には雑草を食べるなど変人なところもあるけれど、ぼっちちゃんの歌詞にアドバイスを送ったときの真剣な表情がカッコ良かった」、「ボーカルを支える確かなコーラス、潜みながらも存在感のあるベース、音楽にかける情熱など、安定感に混じって個性が光っているから」、「結束バンドの作曲を一人で担っているなど、音楽性の高さが伺えます」と変わり者ですが、頼れるメンバーだというコメントが届いています。
2024年には劇場総集編の2部作が公開。「『ぼっち・ざ・ろっく!』の影響でロックを聴くようになって、ベースも弾き始めたから!」と話題作であることも人気を集めた理由です。
第2位
2位は『けいおん!』の秋山澪。支持率は約18パーセントで、昨年の3位からランクアップしました。
秋山澪は高校生バンド・放課後ティータイムでベースを務めています。「恥ずかしがり屋で、なるべく目立たないようにベースを選んだというエピソードが印象的。実はレフティで、学校ではファンクラブができるほどの人気者です」や「幼馴染のドラム担当・律に対しては強気だけど、シャイな顔を持つ可愛らしい女の子。愛用のベースにエリザベスというあだ名を付けられてしまって不満そうでしたが、最終的には自分でもエリザベスと呼んでいました」とさまざまな一面が見られるキャラクターです。
なお『ぼっち・ざ・ろっく!』は「まんがタイムきららMAX」、『けいおん!』は「まんがタイムきらら」ほかで連載されており、きららアニメのベーシストがワンツーを決める結果となっています。
第3位
3位は『プロジェクトセカイ カラフルステージ feat.初音ミク』の日野森志歩。支持率は約14パーセントで、昨年の2位から順位を下げましたが、トップ3はキープしています。
日野森志歩はバンドユニット・Leo/needのベース担当。「誰よりも音楽に本気で向き合い、プロになることを目指してきたベーシスト。最初は孤高な一匹狼だったが、今では幼馴染4人で事務所に所属してプロの道を歩んでおり、メンバーの絆に惹かれました」や「ストイックに演奏に向き合う姿がカッコイイけれど、ペンギンキャラのフェニーくんなど可愛いものが好きなのもギャップ可愛い」とこちらもギャップに惹かれたとの声が。1月17日には『劇場版プロジェクトセカイ 壊れたセカイと歌えないミク』の公開が控えており、初のアニメ映画化に注目が集まっています。
■そのほかのコメントをご紹介!
『ガールズバンドクライ』ルパには「縁の下の力持ち的な存在でありながら喧嘩上等なスタンスがカッコイイ! 主人公の長いMCに対して、“ウザいですよ、自分語りは”と笑顔で言い放ったセリフが忘れられない」。
『SHOW BY ROCK!!ましゅまいれっしゅ!!』デルミンには「小柄なデルミンがベースを弾いているからこその可愛さやエモさがある! EDテーマ『キミのラプソディー』でちっちゃくジャンプするところが好き」。
『from ARGONAVIS』曙涼には「宇宙人を自称するゆるふわの不思議ちゃんなのに、実力派・GYROAXIAのバンドとして活躍していて、自他共に厳しいボーカル・旭那由多からも指摘されることのない演奏力。5弦ベースをゴリゴリに弾けるのがギャップ萌え過ぎるから」。
『BanG Dream! It's MyGO!!!!!』長崎そよには「いつも穏やかな雰囲気のお姉さん的存在。誰にでも優しく、周りから頼られることが多いと思いきや……。過去を捨てられない女は大好きです」と劇場版の後編『うたう、僕らになれるうた & FILM LIVE』が公開中のタイトルにも投票がありました。
2024年版ではトップ3の顔触れは変わらない結果に。その一方『ガールズバンドクライ』や『ささやくように恋を唄う』など、今年放送されたタイトルもランクインしており、新たなキャラにも票が入っています。
■ランキングトップ10
[“ベース”キャラといえば? 2024年版]
1位 山田リョウ 『ぼっち・ざ・ろっく!』
2位 秋山澪 『けいおん!』
3位 日野森志歩 『プロジェクトセカイ カラフルステージ feat.初音ミク』
4位 今井リサ 『BanG Dream!』
5位 耳郎響香 『僕のヒーローアカデミア』
6位 中山春樹 『ギヴン』
7位 ルパ 『ガールズバンドクライ』
8位 廣井きくり 『ぼっち・ざ・ろっく!』
9位 平義行 『BECK』
10位 長崎そよ 『BanG Dream! It's MyGO!!!!!』
10位 諸伏景光(スコッチ) 『名探偵コナン』
(回答期間:2024年11月2日〜11月7日)
■ランキングトップ20
[“ベース”キャラといえば? 2024年版]
1位 山田リョウ 『ぼっち・ざ・ろっく!』
2位 秋山澪 『けいおん!』
3位 日野森志歩 『プロジェクトセカイ カラフルステージ feat.初音ミク』
4位 今井リサ 『BanG Dream!』
5位 耳郎響香 『僕のヒーローアカデミア』
6位 中山春樹 『ギヴン』
7位 ルパ 『ガールズバンドクライ』
8位 廣井きくり 『ぼっち・ざ・ろっく!』
9位 平義行 『BECK』
10位 長崎そよ 『BanG Dream! It's MyGO!!!!!』
10位 諸伏景光(スコッチ) 『名探偵コナン』
12位 黒崎蘭丸 『うたの☆プリンスさまっ♪』
13位 鹿島柊 『ギヴン』
14位 的場航海 『from ARGONAVIS』
15位 牛込りみ 『BanG Dream!』
15位 レイヤ 『BanG Dream!』
17位 川島緑輝 『響け!ユーフォニアム』
17位 ミレーヌ・ジーナス 『マクロス7』
19位 岡崎真一 『NANA』
19位 ハルハラ・ハル子 『フリクリ』
19位 水口亜季 『ささやくように恋を唄う』
(回答期間:2024年11月2日〜11月7日)
※本アンケートは、読者の皆様の「今のアニメ作品・キャラクターへの関心・注目」にまつわる意識調査の一環です。結果に関しては、どのキャラクター・作品についても優劣を決する意図ではございません。本記事にて、新たに作品やキャラクターを知るきっかけや、さらに理解・興味を深めていただく一翼を担えれば幸いです。