Jリーグのサポーティングカンパニーとして3年目の契約を迎えたショートムービープラットフォーム『TikTok』は、昨年に引き続き、Jリーグ公認のショートムービーコンテスト企画『TikTok Cup 2024』(リンク)を8月に開催した。
今年はJリーグだけでなく、Bリーグのクラブも参加するなど規模を大幅に拡大。両リーグの計45クラブとTikTokユーザーが「スキル部門」「グルメ部門」「1 Minute+部門」「エンタメ部門」の4部門で競い合う本大会は、昨年以上の盛り上がりを見せた。
数多くの応募作品から総合MVPに輝いたのは、ガンバ大阪のショートムービー。遠藤保仁コーチが自身の代名詞でもあるコロコロPKの秘訣を披露した作品で、サッカーファンをはじめ、多くのTikTokユーザーからも好評を得る形となった。
今回の受賞を祝し、大会アンバサダーであるインフルエンサー・ウンパルンパ氏がガンバ大阪を訪問。パナソニックスタジアム吹田の練習場にて『TikTok Cup 2024』表彰式が行われ、動画に出演した遠藤コーチと岸本武流選手、クラブ広報の内潟毅氏にウンパルンパ氏から記念トロフィーが授与された。
今回の動画を制作した背景を、内潟氏は「せっかくの『TikTok CUP』なので、いつもの発信とは違うコンテンツを出したかったんです。ガンバファンだけでなく、サッカーを知っている人なら誰もが気になり見たくなる作品にしたいと考え、コロコロPKをテーマにしました。遠藤コーチにも快諾いただけてありがたかったですね。これだけの企業秘密をまさか教えてくれるなんて、と正直驚きました(笑)」とコメント。
「サッカー好きだけでなく、大勢の方にサッカーの楽しさをエンタメという形で届けられる『TikTok CUP』のような場は、クラブにとっても大変ありがたい存在で、とても魅力的なツールだと感じています。クラブのファン、そしてサッカーファンをさらに増やすために、次回も皆さんに楽しんでもらえる動画を制作したいです」と、クラブ広報の立場から見た『TikTok CUP』の意義についても語った。
数多くのバズり動画を生み出してきたウンパルンパ氏は、「誰もが知っている”あの”コロコロPKの秘密が見られるという、他にはない希少価値がありました。僕自身、一サッカー少年の気持ちで目を輝かせながら何度も見てしまいましたから。サッカー好きに限らず、多くの方の心に届くコンテンツだったからこそバズり、MVP獲得につながったと思います」と総合MVPを獲得した勝因を分析した。
また当日は、表彰式の後に、ウンパルンパ氏と遠藤コーチによるコロコロPK対決動画、そしてウンパルンパ氏と宇佐美貴史選手による、FK講座をテーマにしたコラボレーション動画の撮影も行われた。