マイルCS史上7頭目の連覇達成へ C.デムーロ騎手×高野厩舎のタッグが2週連続GI制覇狙う

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2024年11月11日 19:45  netkeiba

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昨年のマイルCSを制したナミュール(昨年11月撮影、ユーザー提供:evangelionさん)
 末脚自慢のナミュール(牝5、栗東・高野友和厩舎)が、マイルチャンピオンシップ(3歳上・GI・芝1600m)で史上7頭目の連覇を狙う。

 ナミュールは父ハービンジャー、母サンブルエミューズ、母の父ダイワメジャーの血統。半妹のラヴェルは22年のアルテミスSの覇者で、先週のエリザベス女王杯で2着。同じくアルセナールは今年のクイーンCで2着だった。そして曾祖母は97年の桜花賞を制したキョウエイマーチ。叔母のマルシュロレーヌは21年のBCディスタフを制し、日本馬として初のBC制覇を果たしている。

 ここまで17戦5勝。22年のチューリップ賞で重賞初制覇。その後は惜敗が目立ったが、昨年の富士Sで2つ目のタイトルを手にすると、続くマイルCSでGI馬の称号を勝ち取った。その後は勝利こそないが、香港マイルが3着、ドバイターフが2着。ヴィクトリアマイルの8着を挟み、安田記念が2着と、一線級相手に好勝負を続けている。今回は5カ月ぶりの実戦となるが、もともと休み明けを苦にするタイプではないので問題ないだろう。

 先週のエリザベス女王杯では同じく高野厩舎に所属する5歳牝馬・スタニングローズが、自身の半妹のラヴェルを2着に退けて、GI・2勝目を挙げた。今週は自分の番。同級生と同じくC.デムーロ騎手を鞍上に迎え、2つ目のタイトルを掴み取ってみせる。

【マイルCSの連覇】
・84&85年…ニホンピロウイナー
・91&92年…ダイタクヘリオス
・97&98年…タイキシャトル
・03&04年…デュランダル
・06&07年…ダイワメジャー
・20&21年…グランアレグリア

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