レアル・マドリードは11日、ブラジル代表FWロドリゴとスペイン代表MFルーカス・バスケスのメディカルレポートを発表した。
ロドリゴとバスケスは現地時間9日に行われたラ・リーガ第13節のオサスナ戦(4−0○)に揃って先発出場。しかし、前者は20分、後者は後半開始と同時に負傷交代を余儀なくされ、その後の状態に注目が集まっていた。
クラブの発表によると、ロドリゴは左足大腿直筋、バスケスは左足長内転筋の損傷が確認されたとのこと。全治期間については明かされていないが、『マルカ』や『アス』といった現地有力メディアによると、ロドリゴは5週間から6週間、バスケスは約1カ月間の戦線離脱が濃厚だという。また、ロドリゴについては戦線復帰が年明けまでずれ込む可能性があると報じられている。
なお、ロドリゴとバスケスが負傷したオサスナ戦では、ブラジル代表DFエデル・ミリトンが前半途中でプレー続行不可能となり、担架に乗せられてピッチを後に。後に右ひざ前十字じん帯断裂および両半月板の損傷が確認され、昨シーズンに続いて長期離脱を強いられることとなった。また、ベルギー代表GKティボー・クルトワやスペイン代表DFダニエル・カルバハル、オーストリア代表DFダヴィド・アラバ、フランス代表MFオーレリアン・チュアメニらも離脱中となっている。
インターナショナルマッチウィーク後には、敵地『アンフィールド』でのリヴァプール戦やアスレティック・ビルバオ戦、アタランタ戦など“難敵”とのゲームが控えているレアル・マドリード。しばらくは厳しい台所事情での戦いを余儀なくされることとなりそうだ。