【写真】待機列には壁画が! 一部お披露目された「ドンキーコングのクレイジー・トロッコ」内部
■ゴールデンバナナを守れ!
開業を控える「ドンキーコング・カントリー」は、「スーパー・ニンテンドー・ワールド」の拡張エリア。さまざまな仕掛けが待つ新進気鋭のライド・アトラクション「ドンキーコングのクレイジー・トロッコ」や、「スーパー・ニンテンドー・ワールド」で登場した“スマートフォンと連動するテーマパーク体験”を本エリアでも実施する予定で、まるでドンキーコングたちのように全身を緊使し、躍動できる「アクティビティ」のほか、プード&ショッピングなどもそろう充実した総合体験により超興奮・超感動を届ける。
本エリアは、2024年春にオープンする予定だったが、「これまでにない体験価値をさらに引き出し完成度をより高めるため、さらに一定の調整期間を要する」と、今年の4月19日に延期を発表。世界が首を長くして待っていた同エリアの開業だったが、11月12日(火)に配信された「スーパー・ニンテンドー・ワールド Direct」でついに12月11日(水)開業と発表された。
ジャングルビートが鳴り響くエリアを進むと、ドンキーコングの家が目に入り、そしてその先には「黄金のしんでん」がそびえる。
何と言っても気になるのが新アトラクション「ドンキーコングのクレイジー・トロッコ」。「黄金のしんでん」の中に誕生する本アトラクションは、ドンキーコングおなじみのトロッコに乗って、ジャングルを豪快に駆け抜ける冒険が楽しめる。
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まだ全貌は明らかになっていないが、『ドンキーコング』シリーズの生みの親である任天堂の宮本茂フェローは「スーパー・ニンテンドー・ワールド Direct」で、「コースターはちょっと苦手という人にもオススメですよ」と話しており、また昨年12月に行われた報道陣向けの『スーパー・ニンテンドー・ワールド』エリア拡張キックオフ・プレゼンテーションでも「家族でも楽しめるコースター」と紹介されていた。絶叫が苦手でも楽しめる仕掛けが待っているのかもしれない。
またアトラクション以外にも3人1チームでコンガを叩くアクティビティや(クリアするとランビが出てくる)、文字を集めるなど「パワーアップバンド」を使ったアクティビティ、ドンキーの好物であるバナナ味のフードを販売する「ジャングル・ビート・シェイク」、ドンキーコングと写真が撮れるグリーティング、『ドンキーコング』のグッズを販売するショップ「ファンキーコングのフライ・アンド・バイ」も展開される。
ユニバーサル・スタジオ・ジャパンは、このタイミングに決めた理由を、「常にゲストの期待を上回るワールドクラスの体験をお届けしたく尽力しており、今回も例に漏れず、これまでにない体験価値をさらに引き出し完成度をより高めるため、さらに一定の調整期間を要すると判断したため、このタイミングとなりました」と回答。
また、「なぜユニバーサル・スタジオ・ジャパンで初オープンするのか」という質問には、「『ドンキーコング』は日本発祥のゲームキャラクターであり、新エリアはその世界をリアルに体験できるエリアです。そのおひざ元からも近いユニバーサル・スタジオ・ジャパンでいち早く実現したい思いは日米の関係者に共通する思いです」と語った。
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今回の拡張により「スーパー・ニンテンドー・ワールド」の敷地面積は1.7倍へと広がる。また米オーランドに2025年に誕生する新テーマパーク、ユニバーサル・エピック・ユニバースにもマリオとドンキーコングの世界が両方楽しめる「スーパー・ニンテンドー・ワールド」がオープンする。