ロッテ・藤原恭大「逆方向に大きな当たりを打てる感触も出てきた」〜11月12日のZOZOマリン秋季練習〜

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2024年11月12日 15:52  ベースボールキング

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打撃練習するロッテ・藤原恭大[撮影=岩下雄太]
 ロッテの秋季練習が12日、ZOZOマリンスタジアムで行われた。

 この日が秋季練習最終日となったが、藤原はこの期間について「体も大きくなりましたし、逆方向に大きいのを打てたことがなかったので、それもホームランも何球か入ったので良かったと思います」と充実の時間となった。

 打撃練習で逆方向の打球がスタンドに入ったことに関して「最初はショートの頭、レフト前のイメージが多かったんですけど、やっていくにつれて逆方向に大きな当たりを打てる感触も出てきた。そこは成長した部分かなと思います」と振り返った。

 11月4日の取材で「まだまだパワーと技術がない」と話していたが、課題に挙げたパワーはシーズンオフに体を大きくしたいイメージなのだろうかーー。

 改めて12日の練習後に訊いてみると、「そうですね、スピード系はやってきたんですけど、そこはあまりできていなかったので、まずは体を大きくしてからしっかりスピードに変えていければいいかなと思います」と教えてくれた。体重は現在82キロくらいで、85キロ前後まで増やしたい考え。

 12日で秋季練習が終了し、13日からシーズンオフに突入する。シーズンオフはどのくらいのペースで練習するのだろうかーー。

 「特に決めてないですけど、12月までは落とさないようにして、1月からしっかりやれればいいかなと思っています」。

 来年の春季キャンプには「しっかり2月1日からゲームに入っていくような。それぐらい出来上がった形で行こうかなと思っているので、そこを目指してやっていこうと思います」と意気込んだ。


◆ 菊地「オフに向かって体を作って期間になった」

 藤原と同じ“00年世代”の菊地吏玖はこの日、全体練習が終わった後、グラウンドで1時間以上キャッチボールを行っていた。

 この日だけでなく、秋季練習の終盤は全体練習後に再びグラウンドに姿を見せ、キャッチボールすることが多かった。その理由について「自分がやりたい動きをとにかく数投げて、潰していくというのが今しかできないので、それをやっていました」と説明した。

 秋季練習に関しては「自分の課題を潰したり、これからオフに向かって体を作って期間になったのかなと思います」と総括。

 このオフは「体の中身を変えるイメージでやっていきたいと思っているので、色々課題が見つかっているのでその辺をやっていこうかなと思います」と明かした。

 今季は吉井理人監督の助言でフォークを改良し、夏場以降は決め球として使った。そのフォークに関しても「今年はそれで一軍にちょっと残ることが出来たので、レベルアップさせながらやっていけたらいいのではないかなと思います」と話した。

取材・文=岩下雄太

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  • ベーキン岩下とは仲良くなるなよ、藤原。大下誠一郎なんかとは「格」が違うからな。
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