ウィリアム皇太子とキャサリン妃の長男で、将来はイギリス君主となることが約束されているジョージ王子。この夏に11歳の誕生日を迎えたばかりだが、これまで王室のシニアメンバーしか参加してこなかった公式行事に参加する日も近いと、関係者が明かした。
【写真】ジョージ王子、父ウィリアム皇太子とクリケットの試合をシンクロ観戦 ピザをパクつく姿も
先日、がんの化学治療を終えたばかりのキャサリン妃が出席したことでも注目を集めた、リメンバランス・デーと呼ばれる戦没者追悼式典。王室の公式行事の中でも重要なものと位置づけられ、チャールズ国王夫妻のほか、ウィリアム皇太子夫妻、アン王女夫妻、エドワード夫妻ら公務を行うシニアメンバーが揃って出席した。Peopleによると、亡くなったエリザベス女王の報道官を務めたエイルサ・アンダーソンが、この式典に「遠くない将来、ジョージ王子が出席すると確信しています」と述べたそうだ。
これまでジョージ王子は、昨年5月に行われたチャールズ国王の戴冠式でペイジ・オブ・オナーの大役を務めたほか、妹のシャーロット王女や弟のルイ王子とともに、国王の公式誕生日を祝う6月の公式行事トゥルーピング・ザ・カラーのパレードに出席。また父ウィリアム皇太子とともにクリケットやラグビーの試合を観戦するなどしているが、基本的に公務は行っていない。
リメンバランス・デーの行事は2日間に渡って行われ、10日にはロンドン中心部ホワイトホールの戦没者記念碑で式典が行われ、キャサリン妃はバルコニーからソフィー妃とともに見守った。この日のロンドンは非常に寒かったそうだが、それでも出席したキャサリン妃の姿に、アンダーソンは決意を感じると述べ、「妃の出席で皇太子は安心したでしょう。子供たちにも良いメッセージになったはずです」とコメントしている。