11月12日(火)、アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チームは、テクニカルディレクターのダン・ファローズが退任したことを発表した。
ファローズは15年所属したレッドブルF1を2021年6月に離れ、ガーデニング休暇を経て、2022年4月にアストンマーティンに加わった。加入以来、ファローズはテクニカルディレクターを務めてきたが、今年のアストンマーティンF1には昨年ほどの競争力はなく苦戦が目立っている。
ファローズは次のようにコメントした。
「アストンマーティンにいる間、レースやチャンピオンシップの勝者になるためにテクニカルチームを導いてきたことは喜びであり、特権だった」
「バトンを渡す時が来た。しかし私はチームの将来の成功を楽しみにしており、すぐにその時がやってくるだろうと確信している」
またグループCEOのアンディ・コーウェルは、ファローズの貢献に感謝を述べた。
「この2年間、ダンがアストンマーティン・アラムコに貢献してくれたことに感謝したい。 ダンは昨シーズン8回の表彰台を獲得したAMR23を成功へと導いた」
なお今回の発表のなかで、ファローズの後任については言及されていない。