祖父母の家は木造で平屋。実家のすぐ隣に建っていますが、おばあちゃんが亡くなってからは誰も住んでいません。ひとまず父が相続してそのままの状態になっていました。母からの提案を話してみると、旦那も乗り気です。
家を建てる話をすすめていると、義実家から現金を生前贈与したいという申し出がありました。お義兄さんたちにも平等に援助したという話なので、旦那に断る理由などありません。私たちはマイホーム建築に向けて幸せいっぱいだったのですが……。
私たち家族に、実家の隣に住むのはどうかと提案してきた両親。おばあちゃんが住んでいた古い家屋を壊して、新しい家を建てたらいいと言ってくれたのです。ここなら夢だったプールもBBQも近隣の苦情を気にすることなくできるでしょう。それに家を取り壊すお金も出してくれるなんて、本当に感謝しかありません。
さらに義両親が家を建てるお金を負担してくれると申し出てくれたのです。まわりの援助によって、思いがけずマイホームの夢が実現できることになりました。私たち夫婦はありがたく双方の両親からの援助を受け取ることにしたのですが……。家の間取りや内装をめぐって、なぜか旦那が頑なな態度になってきたのでした。
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原案・編集部 脚本・物江窓香 作画・なかやまねこ 編集・井伊テレ子