ヘンリー王子が、サステナブルな旅を奨励するイニシアチブ「トラバリスト」の活動を評価され、TIME誌による気候変動問題に影響力を持つリーダー100人「TIME100クライメイト・リスト」に選出された。
【写真】若き日のキュートな笑顔も!「ヘンリー王子」フォトギャラリー
Peopleによると、現地時間11月12日、タイム誌が「TIME100クライメイト・リスト」を発表。ヘンリー王子は、ビル・ゲイツやブータンのジグミ・ケサル・ナムゲル・ワンチュク国王らと同じ「巨人」カテゴリーに選出されたそうだ。
王子が英王室の一員だった2019年に設立した「トラバリスト」は、旅行を予定している人に対し、排出量などサスティナビリティに関するデータを提供することで、環境負荷の少ない選択肢を検討する機会を提供するという非営利団体。観光業は、温室効果ガス排出量の約11%を占めているそうだ。
パートナーにはエクスペディアやブッキング・ドットコム、マスターカード、トリップアドバイザー、ビザといった大手企業が名を連ね、今年9月には、「トラバリスト」によるフライトの排出量データの検索回数が、世界で650億回の記録を樹立したそうだ。