アメリカの10月の消費者物価の伸び率は2.6%と7か月ぶりに前の月から伸び率が拡大しました。
アメリカ労働省が13日に発表した10月の消費者物価指数は、前の年の同じ月に比べて2.6%の上昇でした。
事前の市場の予想通りの水準でしたが、前の月と比べた伸び率が7か月ぶりに拡大していて、アメリカの物価の伸びが完全に収束するには依然、時間がかかるとみられます。
また、トランプ次期大統領が公約した▼輸入品の関税の引き上げや、▼大規模な減税、そして▼不法移民の強制送還を実施すればインフレが再燃するおそれが指摘されていて、中央銀行にあたるFRB=連邦準備制度理事会は物価と労働市場の動向を見極めながら利下げをどのようなペースで進めていくか、慎重に判断するものとみられます。
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