11月22日は「いい夫婦の日」──それにちなんで、mediba(東京)が運営する、共働き夫婦をはじめとする多くのペアのための家事共有アプリ「ペアワーク」では、同アプリを利用する全国の20代〜40代の家事分担に関する調査を実施した。データ期間は9月1日〜9月30日で、アプリの利用履歴に基づいたデータから分析した。
「ペアワーク」は、家事の内容を可視化し、ペア間で共有ができるスマートフォンアプリ。アプリ内で家事のリストを共有したり、ペア間で家事の労働価値を「時給」として設定したりすることで、家事分担の最適化や、お互いへの感謝の気持ちの醸成、積極的な協力体制の構築などを目指している。
今回の調査によると、ペア234組が合意した「家事の時給」は平均1442円。最低額は1円、最高額は1万円となっている。また、月間の家事取り組み時間は、全体平均14.4時間で、性別・年代別で見ると、20代は男性が月間平均(以下同)7.7時間、女性7.3時間、30代は男性が12.0時間、女性が23.3時間、40代は男性が12.4時間、女性が21.5時間。20代は女性より男性の家事平均時間が長く、女性の社会進出が増えた今の時代を示すような結果となっている。
一方、家事カテゴリーごとの月間総取り組み回数は、多い順に、洗濯(1991回)、食事作り・準備(1931回)、育児(1703回)、食器洗い・整頓(1567回)、掃除(1111回)、ペットの世話(770回)となった。男女比率では、女性が男性より取り組み回数が多い項目が目立っているが、「お風呂関連」と「ゴミ出し」は男性の方が多くなっている。
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