限定公開( 1 )
トヨタイムズが公開した人気キャラクター「ずんだもん」を起用した動画に「口調に違和感がある」という指摘が寄せられていることを受けて、トヨタ自動車が公式Xアカウントで「ずんだもんへの愛が足りませんでした」「今後、再発防止に努めさせていただきます」と謝罪。ファンの要望を受けて再構成された動画(改善版)を公開して注目を集めています。
●口調がおかしいと指摘が寄せられるトヨタイムズのずんだもん
指摘が寄せられた動画は、10月30日にトヨタ自動車のオウンドメディア「トヨタイムズ」が公式Xアカウントで公開した動画。テキスト読み上げソフト「VOICEVOX」を使って、ずんだもんと四国めたんの2人がBEV(電気自動車)、HEV(ハイブリッドカー)、FCEV(燃料電池車)というトヨタが製造しているクルマの違いについて解説するというものです。
それぞれの航続距離やエネルギー効率など、さまざまな観点から比較した内容で、これまでBEVやHEV、FCEVについて知らなかったという人に向けて分かりやすくまとめられた映像となっています。
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しかし、動画内のずんだもんは「ちゃんと比較できるんだ」「結果が出たね」といった口調で発言しており、ファンからは違和感があるという指摘が寄せられていました。
それから約2週間後の11月13日、トヨタイムズを運営するトヨタ自動車のXアカウントで「大変申し訳ございません。ずんだもんへの愛が足りませんでした」とつづったお詫びが投稿され、ずんだもんの口調を調整した動画(改善版)を公開しました。
改善版では「ちゃんと比較できるのだ」「結果が出たのだ」と、多くのずんだもん動画で採用されている「のだ」口調に変更されています。
ファンの期待に応えたトヨタに対して、Xでは「改善版という言い方好き」「ありがとうなのだ」「真摯な対応してくれるトヨタ好きだぞ」「きちんとめたんの口調も修正されてて愛の見直しを感じる」などといった反響が寄せられています。
また、ずんだもんと東北ずん子の公式Xアカウントも「トヨタでもずんだもんの『のだ』が認められました\(ず・ω・だ)/」「トヨタはすぐカイゼンするって聞いていたんですが、ほんとなんですね」と、トヨタの柔軟な対応やスピード感に驚いているようでした。
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