接客業のほとんどの人は、客へのサービスに過剰なほど心を砕いている。ただ、うっかり口が滑ってしまう瞬間もあるようだ。
以前キャリコネニュースで「『あなたの年齢に合うブランドはここにはありません』20代の店員に言われて衝撃を受けた50代女性」という記事を配信した。アパレル店員の冷淡な一言に傷ついた女性の投稿を紹介したものだ。
この記事を読んだという東京都の50代女性から、「今回のお話と同じです」と共感を寄せる投稿が届いた。この女性もアパレル店員の対応に傷ついた1人のようだ。(文:國伊レン)
「まだ、普通に若いと思ってそれまでと同じ売り場で買い物してたのに…」
それは40歳頃のこと。洋服屋で試着をしていた時、腕まわりがキツかったため「サイズの割にこれはキツくないですか?」と20代くらいの若い店員に聞いたという。「当時はまだ細かった」こともあっての質問だったが、店員は
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「ここの売り場じゃあ無理ですね、〇〇(年配者向けのブランド)でないと」
と、高齢者に向けて作られたブランドを勧めてきた。驚いたのは女性だ。
「まだ、普通に若いと思ってそれまでと同じ売り場で買い物してたのに、あまりにショックな言葉でびっくり、悲しかったのを覚えています」
若い店員からすれば、適切なサイズもそちらの方が豊富だったのだろう。ただ、言われた方は老けて見られていると感じるので、伝え方は難しい。「当時は会社勤めでしたのでキレイめの身なりを気をつけていました」と語る女性にとっては、ショッキングな一言だったようだ。
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