去年10月、都内のレストランで「金の粒」の取引中に現金1300万円を盗んだとして、イギリス国籍の男が警視庁に逮捕されました。
窃盗の疑いで逮捕されたのは、イギリス国籍のクポト・ジョー容疑者(40)です。
クポト容疑者は去年10月下旬、他の男1人とともに千代田区のレストランで「金の粒」の取引を装い、60代の会社経営者の男性から現金1300万円を盗んだ疑いがもたれています。
警視庁によりますと、クポト容疑者は男性が金の粒を購入するために持参した現金を机の下で数えるふりをして、その隙に現金をお札を模したメモ帳とすり替えたということです。
「金の粒」自体も偽物だったということで、クポト容疑者は取り調べに対し、「何のことかわかりません」と容疑を否認しています。
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去年8月以降、都内で外国人による金の取引を装った現金窃盗事件が6件起き、被害総額は1億4600万円にのぼるということです。