フロムロストゥービューティー ボディシャワーシロップ Image by: POLA 「ポーラ(POLA)」が展開する、本来捨てられてしまう資源を美しさにつなげるブランド「フロムロストゥービューティー(From Loss To Beauty)」から、高知県産ゆずの未利用資源「さのう」を活用したボディソープ「フロムロストゥービューティー ボディシャワーシロップ」(390mL 3960円)が12月1日に登場する。全国のポーラショップや百貨店カウンター、ポーラギンザ、公式オンラインストアなどで取り扱う。
フロムロストゥービューティーは、“失われるものを美しさに変えていく”をコンセプトに、本来捨てられてしまう資源を美しさにつながる新しい価値へと転換することで、資源活用や地域活性、第一次産業の支援に貢献。美しさの可能性を広げ、人・社会・地球の未来へつなげていくことを目指している。ブランド第1弾として昨年数量限定で発売したハンド美容液「フロムロストゥービューティー ハンドコンフィチュール」は、島根県のオリジナルぶどう「神紅」の生産過程で摘み取られる「副梢」(葉茎)を使用。好評を受けて今年9月には定番品として販売を開始した。
第2弾となるボディシャワーシロップは、高知県産ゆずの加工過程で生まれるさのうに着目。ゆずの1年の収穫量約1万トンのうち、約3600トンをさのうが占め、廃棄の手間やコストが地域の課題となっている。そこで、サステナブルな循環社会を目指すスタートアップ企業ファーメンステーションとポーラ・高知県・東京工科大学の産官学が連携することで、さのうを活用した保湿成分「ゆずのさのうエキス」の抽出に成功した。この独自成分には角層に隙間を作る効果があり、隙間がセラミドなどの細胞間脂質で満たされることにより、角層のバリア機能と柔軟性を高めるという。
ゆずのさのうエキスに加え、保湿成分のはちみつやマテ茶葉発酵液、コメ発酵液、レモングラス葉/茎エキスなどを配合し、ゆずとはちみつを煮詰めたシロップのようにまろやかなテクスチャーに仕上げた。軽やかで優しい泡が肌にぴったりと密着することで、心地よく肌に浸透してうるおいのヴェールが肌を包み込む。はちみつをたらしたゆず茶にインスパイアされた香りで、リラックス感あふれるバスタイムを演出する。
フロムロストゥービューティーのプロダクトリーダー 重住久美子氏は「大量に廃棄されるさのうの新しい価値を創造することで、高知県の新しい可能性へとつなげ、事業にかける思いを一人でも多くのお客さまに届けたい。今後も全国で新たな未利用素材を探し、美しさに変えていく活動を絶やさず続けていく」とコメントした。
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