中塩は1997年6月8日生まれの現在27歳。浦和レッズのジュニアユース、ユースを経て、2020年に加入したヴァンフォーレ甲府でプロデビューを飾る。横浜FC、ギラヴァンツ北九州を経て、2023年に群馬へ加入した。初年度となった昨季はリーグ戦全42試合にスタメン出場して3ゴールを挙げ、チームの11位フィニッシュに貢献。今季も2024明治安田J2リーグで27試合のピッチに立つなど、主力として活躍していた。
櫛引は1993年1月29日生まれの現在31歳。青森山田高校を経て2011年に清水エスパルスへ加入した。2013シーズンにプロデビューを飾り、同シーズン途中から約2年間にわたって正守護神の座を確保。2016年には鹿島アントラーズへ期限付き移籍し、同年に行われたリオデジャネイロオリンピックを戦うU−23日本代表にも選出された。ファジアーノ岡山への期限付き移籍を経て、2018年にはモンテディオ山形へ完全移籍。山形では4シーズンにわたってプレーし、2022年に群馬に完全移籍加入した。群馬では在籍した3シーズンすべてで正GKとして活躍。今シーズン途中からはDF城和隼颯（現：山形）の移籍に伴い、キャプテンにも就任していた。
平松は1992年11月20日生まれの現在31歳。国士舘大学を経て、2015シーズンにアルビレックス新潟でプロデビューを飾った。新潟では安定した出場機会を確保できず、水戸ホーリーホック、V・ファーレン長崎、カターレ富山への期限付き移籍を経験。2020年に富山へ完全移籍加入すると、翌年はSC相模原でプレーし、2022年より群馬に加入していた。群馬では初年度から主力の一角として活躍し、初年度にはチームトップの8ゴールをマーク。昨季は全42試合のピッチに立っており、2024明治安田J2リーグでも31試合に出場して1ゴールを挙げていた。
杉本は1993年6月1日生まれの現在31歳。東京ヴェルディの育成組織出身で、ユース在籍時の2011シーズンにトップチームデビューを飾った。翌年にトップチーム昇格を果たすと、FC町田ゼルビアへの期限付き移籍も経験し、2014シーズンから出場機会が増加。以降、名古屋グランパス、徳島ヴォルティス、横浜F・マリノス、横浜FCを渡り歩き、2021年7月に東京Vへ帰還した。復帰後の1シーズン半は主力として活躍していたものの、2023シーズンは出場機会に恵まれず、同年7月に群馬へ期限付き移籍。今季より完全移籍へ移行し、2024明治安田J2リーグでは4試合のピッチに立っていた。
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退団する4選手は、それぞれクラブを通してコメントを発表している。
▼中塩大貴
「ザスパ群馬を愛するすべての皆様、2年間ありがとうございました。今年は皆様にとても苦しく、辛い時間を多く過ごさせてしまいました。これまで作り上げてくださった期待と希望を裏切る形になってしまい申し訳なく思っています」
「この群馬で過ごした2年間はとても大切なものになりましたし、なにより勝利後に歌う草津節はとても特別で大好きな時間です。中塩チャントも最高でした！！これからもザスパ群馬の戦いを応援しています。これからの僕の人生も少しながら気にかけていただけると嬉しいです。2年間ありがとうございました！！」
▼櫛引政敏
「今シーズンでザスパ群馬を退団することになりました。群馬に来てから3年間、良い時も苦しい時もファン・サポーターの皆さんの声援が自分の力になりました。今年はチームがJ3降格という結果になり、途中からではありましたがキャプテンとして本当に申し訳なく思います」
「1年でJ2に戻れるように来シーズンに気持ちを向ける中での満了ということで、自分は力になる事が出来ず残念ですが、ザスパ群馬の1年でのJ2復帰を心から願っています。群馬で出会い、関わっていただいた全ての皆様に感謝しています。3年間ありがとうございました」
▼平松宗
「この度、契約満了により今シーズンでザスパ群馬を退団することになりました。ファン、サポーターの皆さんにはどんな時も支えてもらい、感謝しかありません。ありがとうございました」
「これからの事はまだわからないですが、ザスパ群馬で経験できた事や出会いを大切にして、常に自分らしく前進したいと思っています！そしてザスパ群馬のさらなる大躍進を願っています！3年間ありがとうございました！！」
▼杉本竜士
「ザスパ群馬の力になれず申し訳ない気持ちです。一年半ありがとうございました」
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